将棋の館−盤上のドラマ−平成最強者列伝/マジック炸裂

マジック炸裂

第44期王将戦7番勝負第6局−VS谷川戦

第44期王将戦7番勝負第6局

HABU

    第一次七冠フィーバーは1995年。六冠王羽生が、夢の七冠を目指し王将戦で
  谷川と激突。
    谷川の意地の前に、さしもの羽生も大苦戦。2勝3敗でむかえた第6局。七冠も
  夢と消えたかと思われたとき、図の△24香が勝負手。

    ▲53桂成り△26香▲52成桂△38飛▲68銀△22玉▲14歩△12歩
    ▲24歩△79銀以下、羽生勝ち

    意表の勝負手に谷川乱れる。▲53桂成りでは▲53角成りが正しかったようだ。
    さらに数手後の▲24歩が大悪手。△79銀が必殺の一撃。
    ”△79銀なら▲13銀以下詰み”の先入観が谷川を誤らせた。▲24歩は自ら
  その詰み筋を消してしまった・・・
 
    ついに3−3。七冠フィーバーは最高潮に達した。
    雌雄を決する第7局は何と千日手!休憩後の指し直し局は、先後を変えての同型。
    つまり千日手局の相手側を持って指しているのだ!
    しかし死闘を制したのは谷川!夢の七冠はならなかった・・・

    注)翌96年史上初の七冠王誕生!





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