将棋の館−盤上のドラマ−/棋界エピソード集/若手キラー

若手キラー


 ベテラン剣持松二八段は若手キラー。若き日の羽生四冠も高橋九段・田中九段
も痛い目にあった。
 塚田泰明八段も”被害者”の一人。対剣持戦は塚田”四段”のデビュー戦。しかし攻めは”完切れ”
に終わり剣持玉は入玉。
 しかし投げきれない塚田は、なおも指し続ける。剣持は駒台から駒を取ろうとしたのか、しかし誤
って駒台の駒を畳の上にぶち撒いてしまった。
 剣持はその駒を”畳の上に”並べながら言った。
”ここに並べていいかのー?ワシの駒、駒台の上に乗りきらんのでのー・・・”
 その言葉を聞いて、塚田が投了したのは、言うまでもない。





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